【衝撃】フクロウは首は360度回る!?その構造と理由とは。

2022年7月16日

Chräcker HellerによるPixabayからの画像

夜の森のハンターと言えばフクロウである。

フクロウが持つ他の生物にはない特徴と言えば首がよく回ることにある。

360°も回る。

回り過ぎではないだろうか。

なんで360°も回るのか?

Pavel KarásekによるPixabayからの画像

何故だろうか。

その秘密は首の骨の構造にある。

フクロウの首の骨の支柱となる第14頚椎は半球形の出っ張りを持つように変化しており、その球状の出っ張りはすり鉢状のくぼみになっている骨窩にすっぽりと収まっている。この構造は丁度人間の股関節や肩関節ともよく似ている。人間が腕や脚をグルグル回せるのと、フクロウが首をグルグル回せるのは同じ原理と言える。

Dr. Manuel González ReyesによるPixabayからの画像

その窪みに半球状の出っ張りが収まる構造上、他の骨同士の連結部位と比べて骨と骨の接地面が少なくなり安定性に欠ける分、代わりに周りの筋肉が複雑に絡み合って支え合っている。
その結果、可動域が非常に広くなり、首を回すという芸当も可能にしているのである。

なんでそんなに回すのか?

MakaraEkによるPixabayからの画像

フクロウが首を360度回す理由は獲物や天敵にいち早く気付くためである。
というのもフクロウは他の鳥と比べて視野が狭い。一般的な鳥は目が顔の左右についていて視野が300°ほどであるが、一方でフクロウの場合、両目は顔に正面に付いているので視野はせいぜい110°である。しかしフクロウの天敵である大型猛禽類のオオワシや獲物のネズミなどはフクロウの視野が狭いことを知っているので、視界に入らないようにこっそりと移動する。そのためフクロウは正面を向いているだけでなく、忙しなく首を回して後方の状況も確認する必要が生じるのである。
ただ、一つだけ残念な事実が存在する。
それはフクロウはいろいろハイスペックな能力を持つ代わりに記憶力があまり良くないのである。なので折角後ろを向いて状況を確認したとしても前を向いたときにはさっきまでの情報をほとんど忘れてしまっている。

そのために不安になって再び後方を向いて安全を確認するという動作を何度も繰り返すことがある・・・。

血管が千切れそう・・・

首をグルングルン回したら血管が切れるのではないか、と心配する方もいると思うが、フクロウはその点についても問題ない。フクロウの首の血管が通る骨に空いた管状の穴(脊柱管)は血管の何十倍も太いので、たとえ首を曲げたとしても血管の動きが阻害される事なく首と一緒に曲がる事が可能なのである。
更に顎の下には血液を一時的に貯めておく袋が存在する。これにより、血管が圧迫されて脳への血流が止まりかけても、袋の中の血液を代わりに脳に送る事で血流が途切れないようにしている。
ただし首を曲げる行為が首に負担を掛けるのも事実なので、長時間は健康上好ましくない。

首が弱点です。。

フクロウは首を怪我しやすい
可動域が広いということはしっかりと固定されていないということでもあり、それがフクロウの怪我の原因にもなりやすい。
例えばフクロウは、強風に吹かれて首を痛めることがある。特に自分の180度後方などに首を回している時に風に吹かれると、首に大きな負荷がかかり傷めやすい。これは人間で言うところの攣った状態であり、体は正面を向いているのに顔だけが後ろや斜め後方を向いたままというおかしな体勢をしたフクロウが時々見られるのもそのせいである。

No-longer-hereによるPixabayからの画像

※この記事には架空の内容が多く含まれています※

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Posted by ずぅ