猫が高層マンションから落ちた!!猫の高所落下事例と怪我をしない理由。

Ben KerckxによるPixabayからの画像

人間社会に混じっても自由気ままに生きる猫。

のんびりと生きている猫ちゃんたちであるが、それは彼らの一面ににしか過ぎない。

実は猫の着地能力はとんでもなく優れているのである。

そこで今回は猫がどれほど着地が上手いのかを知ってもらうために、実際に起きた猫の落下事例をご紹介しよう。

アパートの10階から落ちた!!

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一匹目は2005年3月、イギリスのロンドンで起きた事例である。

場所は高級住宅街で、黒とオレンジの入り混じるサビ模様の野良猫が高級アパートメントの窓枠をひょいひょい飛び移ってる時にそれは起こった。

野良猫が足を踏み外したのである。

そのまま野良猫は、地上30mという高さを地面に向かって真っ直ぐ落ちることになったが見事に着地し、何事も無かったかのように歩いて行った。

当時たまたま近くに通行人がおり、そのときの心境を語っている。

歩いてたら突然猫が降ってきて驚きました!!

猫が、降って来たんです!

とある通行人

高層マンションの16階から落ちた!!

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2匹目は1999年8月、中国雲南省で起きた事例である。

場所は中国の高層マンション16階。そこでは白猫のリミちゃん(6歳メス)が飼われていた。

リミちゃんのお気に入りの場所はベランダの手すりで、その日もポカポカした太陽の光に当たりながら眠っていた。しかし皿を拭いていた飼い主さんが手元を誤って皿を床に落としてしまい、その割れた音でリミちゃんはびっくり仰天。

飛び起きた勢いそのままベランダから足を滑らせ、地上から48mの地面へと真っ逆さまに落ちることになった。

さらに悪い事には相当に混乱していたようで、身体をばたつかせて “にゃあー--" と困惑した鳴き声を上げながら落ちて行ったようである。

しかし着地直前には姿勢を安定させ、さらに茂みがクッションになったために、かすり傷程度で済んだのだった。

猫は運と柔軟性を合わせ持つのだ。

タワーマンションの27階から落ちた!!

Hands off my tags! Michael GaidaによるPixabayからの画像

最後は2011年10月、アメリカのニューヨークで起きた事例である。

場所はタワーマンションの27階、メイン・クーンのミアくん(2歳オス)は “ボーッ" と窓の外の景色を眺めていたのだがそのうちに意外な来客がミアくんの前に現れた。

ハエである。

ミアくんはそのハエが気になってしまった!なんとか捕まえようと追いかけているうちに、やがて窓を開けベランダへと出て、遂には手すりの外側へとバンジージャンプしてしまった!

地上から81mの高さである。

あっという間に落ちていくミアくんの姿に道を歩いていた人たちも気づき、足を止めて、心配そうに見上げた。

しかしミアくんは落下しながらも器用に身体を捻り着地の姿勢をとる。

そうしてギャラリーから悲鳴が上がるのをよそに、見事に着地してみせたのだった。

これには見守っていた通行人も大喜び。無傷のミアくんには拍手が送られ、口笛が吹きならされた。さらに後には多数のメディアが取材にもやって来て、気付けばミアくんはニューヨーク中を賑わす猫になったのだった。

なぜ高いところから落ちても無事なのか?

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今まで3つの落下事例を紹介してきたが、ではなぜ猫は高いところから落ちても平気なのだろうか。

それには猫の優れた身体能力が関係している。

①三半規管

動物は重力や体の向きを感じるのに三半規管と呼ばれる耳の中の器官を働かせるが、猫はこの三半規管が非常によく発達していて敏感である。そのため高いところから落下したとしても、体の向きと地面との位置情報を正確に測ることが出来るのである。

②柔軟性

猫は流動体である、という言葉を聞いたことがあるだろうか。この言葉からも分かる通り猫の身体は非常に柔らかい。そのため、落下している間でも空中で身体を捻り最終的には四つ足の姿勢になることができる。

また4つ足で同時に降りることで衝撃を分散し、最も受けるダメージを少なく出来ることを本能で理解しているようである。

③肉球

猫の肉球はコラーゲンと脂肪がたっぷり含まれている。引っ張り強度の高いコラーゲンは肉球の外側に多く、肉球が傷つくことを防いでいる。また脂肪は肉球の衝撃を吸収する。さらに肉球は中央が膨らむ楕円の形状をしているが、ここに圧力が掛かると凹んで円状になり、放射状に衝撃を逃がすことで、一点に圧力が掛からない仕組みになっている。

研究者の見解

猫の落下事例について猫の専門家である岐阜動物大学の黒野助教授は次のように語る。

猫の着地能力は素晴らしいものがあります。ただ必ず無傷で着地できるという訳ではなく、時には怪我を負う場合もありますので、飼い猫には十分な注意が必要です。

猫、恐るべし。

※この記事には架空の内容が多く含まれています※

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Posted by ずぅ