アホだから?「アホウ」と鳴くから?色々ありすぎるアホウドリの名前の由来。

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全長90-100センチメートル、翼開張190 – 240センチメートルと海鳥の中では最大級であるアホウドリ。
日本ではその可哀想な名前で有名でもある。では一体なぜ、アホウドリなどと呼ばれることになったのか。それにはいくつかの由来があるとされている。
本記事で1つずつ紹介していこう。

様々な説

1.警戒心が皆無だから
これが最もよく言われている説である。実際、アホウドリという鳥は全くと言っていいほど警戒心を持ち合わせていない。人や船など見慣れないものには興味を働かせて無邪気に近づいてしまうのである。
これが他の海鳥-ウミネコやカモメ-だとそうはいかない。警戒心の強い彼らは近づいてくることすらない。しかしアホウドリはと言えば触れることすら容易なのだから、その純真さが伺える。

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2.学習能力が低いから
要するに阿呆だからという説。アホウドリは体重3.3 – 5.3キログラムと海鳥の中でも獲れる肉が多いことと、先述の通り警戒心が低いことから昔は食糧として重宝された。
その際、彼らの捕獲するのに必要なのはエサとカゴのみであった。エサを置いて近くにカゴを置き、簡易的な待ち伏せトラップを作ってしまえば、アホウドリは全く不審に思わずエサに近づいてきてすんなりカゴに入るのである。しかも彼らは、仲間がトラップに引っかかっている姿を見ていながら学習したりはしない。自らもまたエサに近づきトラップに掛かるのである。
どうやらアホウドリは仲間意識というのが低いようで、群れで暮らす多くの鳥が備えている能力である、仲間がした事を我が事として受け止める鏡像意識というのが無いらしいというのがボルドゥ大学の研究で明らかにされている。

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3.アホウと鳴くから
鳴き声が由来であるとする説である。
アホウドリは確かに「あほー あほー」と鳴く。リズムや調子は状況による変化が認められる。例えば、仲間とケンカをする際は「あっほー」、求愛する際は「あっほーう」と繰り返し鳴く。
ちなみに鳴き声が名前の由来になった鳥としてカッコウやヒヨドリなどが挙げられる。

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4.元々はアオウだった
元の呼び名から変化したとする説。
アホウドリの外見的な特徴として口の中が青色な事が挙げられる。これは餌のイワシに多く含まれるカロテロイドによるものであり、昔の漁師はこの青い口内を見て、アオウ(青鵜)と呼んでいた。しかしその呼び名がいつしかアホウに変化し、やがてはアホウドリと呼ばれるに至ったとされる。

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どれが真実かは不明であり、どれも真実ではないかもしれない。
答えはアホウドリのみぞ知る。

※この記事は架空の内容が多く含まれています※

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Posted by ずぅ